【必見!!クランクプーリー剥離】JZX100/JZS161 1JZ/2JZ ツアラーV取付

今やレースにドリフトに過激に使い込まれているJZ系エンジン。 搭載されている車種は多種・多様!チェイサー、マークⅡ、クレスタ、ヴェロッサ、アリスト、スープラ。 しかしパワーが出て発売から年数の経過している車にこそ 落とし穴があります。

こちらはトヨタ JZS161アリストから取り外しましたある部品になります。この車はある日突然、ゴトンッ!!という音とともにパワステが効かず、エアコンも効かず、バッテリーの警告灯がついてしまいました。

大きな音の原因はこちら!なんとクランクプーリーの外周部分です。前項の写真の部分から剥離して分離しました。今回は下に純正のアンダーカバーが付 いていたので地面への落下は免れられました。これが取れてしまうということはもちろんVベルトもかかりません。JZ系エンジンは1本のVベルトで全ての捕 機類を回しているので前項のような現象が起こるのです。

JZ系のクランクプーリーにはねじれ抑制の為、ゴムのダンパーが取付けられています。その部分が経年劣化によりちぎれてしまうのです。

こちらが新品に交換した後の正常なクランクプーリーです。プーリー剥離がおこってしまうとエンジン自体はかかるのですがウオーターポンプやオルタネー ター、パワステポンプ等が動かなくなるので基本走行不能に陥ります。出来ればタイミングベルト交換のタイミングで同時交換か日頃のこまめなチェックをオス スメします。

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