1JZツインターボ 純正タービンの限界?
- 2021.09.29
- KTSファクトリー店 コラム 作業紹介 商品紹介・インプレッション
- 1.5JZ, 1JZ, サーキット走行, スープラ(A70)
どうも、KTS FACTORYです
今ではめっきりと数が減ってしまった1JZツインターボですが
実は個人的に6年程前からある実験をやっておりまして、ついにその結果が出ましたのでご紹介してみようと思います。
6年程前にリビルトの純正タービンに交換した物が、大きなタービンノイズを上げるようになってしまったので、ここで寿命と判断して先月交換しました。
RB26等もそうですが、ツインターボは外す部品が多くて大変です。同じ1JZでも、VVT付きの後期はびっくりするぐらいタービン交換がラクですね(笑)
外したタービンは、前側のタービンは異常ありませんでしたが、後側のタービンはシャフトのガタつきが大きくなってしまっていました。
交換後、タービンノイズは元に戻りました。
さて、6年間使ったタービンですが、どんな使い方をしていたかといいますと
ブーストは約1.1kg/cmで(燃調はV-proで現車合わせしています)、最初の3年は2~3ヶ月に1回サーキット走行、1年休止ののち、最後の2年はほぼ月1回のサーキット走行という敢えてかなり過酷な条件で使用していました。車両の水温は上がりやすかったので、サーキットでの連続周回は避けるようにはしていました。
ちなみに、1JZ前期のノーマルタービンは安全圏のブーストがだいたい0.9kg/cmぐらいまでと言われています。
決定的に異音が大きくなったのは、サーキット走行中にスピンしてコースアウトをした時で、グラベルにハマって脱出不能でエンジンを止めてしまったことが原因の一つとして考えられますね。(この時水温は100℃ぐらいでした)
この内容の6年を短いと考えるか、十分と考えるか・・・
ブーストアップをする時は、よく考えて実行しましょう!
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