NSX(NA1)サーキット向けアライメント 

NSX(NA1)サーキット向けアライメント 

KTS FACTORYです。

今回ご紹介するのは、通常のアライメント調整作業ですが

サーキットを走る車両とのことで、その走りに応じた数値にしていきます。

とはいえ、正解は人それぞれクルマそれぞれ違いますので、絶対こうでなきゃいけないという数値はありません。(逆に絶対これはアカン!というやつはありますが 笑)

というわけで、まずは現状把握からです。

この現状で、どのような挙動になるのかを問診します。

現状挙動のバランスは良く、コントロール性も良いとのことですが、もう少しコーナリングの限界を上げたいとのことです。

タイヤも見てみましょう。

ステージは日光サーキットということで、コース外側にあたる左タイヤに注目してみます。

ある程度致し方ないとは思いますが、特にリヤ外側ショルダーの摩耗が激しいですね。

ひとまず今回は、強すぎるフロントトーインは旋回の抵抗になりかねませんのでそれを直し(トーインがすべて悪いというわけではありませんが)

トラクションに関わるリヤトーインは現状維持。

その上でキャンバーを前後同じようなバランスで増してみました。

また、これで走っていただきましてタイヤの磨耗状況や挙動変化を見ていただければと思います。(走行直後のタイヤの熱の入り方なんかも見ていただけると調整の時の参考になります)

それにしても、NSXやFD3S、ロードスター、スープラは純正アームのまま色々調整できるのがありがたいですね。

次回のサーキットでの土産話を楽しみにしております。

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