アジアンタイヤの実力はどうでしょう?
- 2020.09.22
- コラム 商品紹介・インプレッション
KTS FACTORYです
価格が魅力のアジアンタイヤですが、果たしてその実力は如何に?
というわけで、今回ナンカンタイヤのAR-1でサーキット走行してみましたので、軽くインプレッションしてみたいと思います。
AR-1は、そのトレッドパターンからお分かりのように、ドライグリップ重視のスポーツタイヤであることが分かります。
組み換えてまず走り出してみて、ロードノイズは結構ダイレクトに入ってきます。Sタイヤのそれです。快適性はあまり期待しない方がよさそうです。
それならば、サーキットへ行きましょう
ここで比較対象になるのが、国産のアドバンA052です。このA052で41秒7がベストラップのスープラで走ってみましょう
A052のようにタイヤのヨレる感じは少なく、カチッとした感じです。冷えている状況からでもグリップの立ち上がりは早いです。
しかしながら、主にコーナー立ち上がりでコーナリング方向からトラクション方向にグリップの方向を変化させるときに、A052のような強引なアクセルワークでは滑ってしまいます。
結果的にラップタイムは42秒7でした。この日は気温が30℃を超えていて湿度が高かった為、A052でベストタイムを出した時より条件が悪かったので単純比較はできませんが、絶対的なグリップ力では、A052に軍配が上がりそうです。
では摩耗状況はどうでしょう。A052では同じアライメントでも外側の摩耗が激しかったのですが、AR-1はとてもきれいに減っています。乗っている時のカチッとした感じはここで良い方向に出ているようです。
ちなみに、AR-1の価格はA052のほとんど半値で買えるのが相場のようです。それを考えるとコストパフォーマンスは抜群といえそうです。安いコストでガンガン練習したい人にお勧めのタイヤといえそうです。
もちろん、タイヤを活かすにはアライメントが重要ですのでサーキット走行の前にはしっかりアライメントをとっておきましょう。
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