70スープラの曲がらない止まらないを覆そう Part6
どうも KTS FACTORYです。
このタイトル使うのは久々ですが
今回いよいよ70スープラの『曲がらない』にスポットライトを当てます。

ただいきなりですが、一般のドライバーが普通に乗ってて不便するほど曲がらないとは思いません。乗ったこともないようなステレオタイプな人間の言う『曲がらない』なんて無視しとけばいいんです(笑)
それどころか、向きを変えるだけならかえって簡単です。
もし70スープラがアンダーステアだと言う人がいれば、それはドライビングに問題があるか、よほど足のセットを間違えているかのどちらかかなあと思います。
少なくとも、ワタクシは筑波サーキットや日光サーキットを走っていてアンダーステアに悩んだことはほぼありません。
問題なのは車の向きを変えた後です。
簡単に言うと70スープラはトラクションがかかりづらく、オーバーステアの処理が難しいので結果的にコーナリングスピードが遅いんです。
・・・ということで、結局このクルマの曲がらない&止まらないの根本は、とにかく『リヤタイヤの接地性』なんです。(そもそも重いというところはどうしてもハンディーになるんですけどね)」
限られた70スープラ用のパーツで、なかなかこの辺を根本的に強化するのは正直難しいのですが(補強パーツやピロアームは殆ど廃番ですからね)
そこを車高調という、いかにもありふれたパーツだけでどれだけ改善できるかというのがこのタイトルのテーマです。


というわけで、かつて販売していたKTS車高調を改良したものを3月に付けたわけですが、それを試す前にミッションブローしてしまったところからの続きです。

結果的には、このクルマ初めて筑波2秒台を記録しました。
(過去ベスト1分03秒3➡今回1分02秒7)
つるしの『KTS SCダンパーシステム』との変更点ですが、主にスプリングと減衰力の立ち上がり方で、リヤはショックストロークまで変えています。
スプリングはつるしとの比較で、フロント14kg/mm→21kg/mm リヤ12kg/mm→14kg/mm&ヘルパースプリング(スプリングは数年前からこの仕様でしたが)
これに合わせて減衰を合わせてもらったわけです(詳細は言えませんが中身の部品もいじくってます)
これでフロントは減衰最強でもダルかった動きに俊敏性が生まれ、リヤの接地性もいくらか改善(500馬力のパワーをFRで満足なトラクションを与えるのはそもそも難しいですが)。

リヤが暴れ散らかしていた(?)これまでと違い、リヤタイヤの減り方もキレイな減り方に変貌していました!(これまではショルダー部分がボッコボコになっていました)
方向性としては良さそうなので、もう少しこのセットアップをベースに慣れていって、とりあえず筑波1秒台を目指していこうと思います。
P.S.
この仕様で、身の程知らずにこっそりAttack筑波に参戦します(笑)

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