調整式サスアーム DIYでのポイント!

調整式サスアーム DIYでのポイント!

KTS FACTORYです。

当店ではアライメントテスターを3つ備えておりますので、様々なアライメント調整のご依頼を頂くのですが

調整式のアッパーアームやロアアームの交換だけなら、さほど難しくないケースもあり、ご自分で交換されて、アライメントのみの依頼をいただく事もあります。

そこで1つ、余計な追加工賃を請求されない為に重要なポイントがありますので、ご紹介します。

少し判りにくいですが、このパターンが結構多いです。これ、たまに業者様からのご依頼でもこのパターンがあります。

私どもは片伸びという表現でご案内しておりますが、

例えばこの状態でキャンバーを起こしたい場合→①側のネジの余りが無いためアームが縮められない

逆にキャンバーをめちゃくちゃ付けたい場合→②側のネジが長すぎで先にすっぽ抜けてしまう

これではせっかくの調整式のメリットが半減してしまいます。さらにこれを直す為には一度アームを外す必要が出てきますので追加工賃が発生してしまうわけです。

では、修正がてらどのように付ければいいのかやってみましょう!

今回は、強引に片側だけ外していきます。

個人的なやり方ですが、まずは左右両側のネジを全部縮めてしまいます。

そして、フリーになっているアームの端を持って、アームの真ん中を回転させると、大体のアームは左右均等にネジが伸び縮みしてくれますので、これで付けやすい長さに合わせて付けます。

あとは、取り付け部分はしっかり締めてもらって、調整のロックナットは程々に占めて頂ければ、KTSがなんとかします(笑)

仕上がりはこんな感じです。

ターンバックルにも様々な形がありますが、基本は左右のネジを均等な長さにすることです。

稀に、左右でネジピッチが違ったり、メーカーでネジの長さのバランスを指定されているケースもありますので、まずは説明書をよく読んで作業しましょう。

以上の内容が、なんのこっちゃ!?・・・という状況であれば、勿論取付けからご依頼いただくこともできますので、ご相談ください。

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KTS FACTORY  〒334-0013埼玉県川口市南鳩ヶ谷1-25-3川口市・鳩ヶ谷合併前 旧住所:鳩ヶ谷市南1-25-3048-285-8906作業リフト×5機アライメントテスター3機(全機3Dタイプ) 配備 最寄路線:首都高川口線 外環自動車道 国道122号線